子どもの日の献立
日時
2023年05月01日(月)
公開対象
小松市立安宅小学校
詳細
牛肉ちらし寿司 牛乳 鶏肉と春キャベツの炒め物 若竹汁 かしわもち |
給食で春キャベツを味わえるのは今日が最後でした!
春キャベツの炒め物は、キャベツがふわふわしていて量がとても多いです! 炒めるときは、釜の底にあるキャベツを 『てこの原理』をうまく利用しながら持ち上げて、 釜をかき混ぜながら、炒め物を作ってくれました。 炒めていくと、キャベツがどんどんしんなりしてきて、 『キャベツ、あんなにあったのに…』と驚くくらいカサはグッと減ります。 |
若竹汁は、だしのうまみいっぱいのすまし汁です!
若竹汁は、昆布とかつおの合わせ出汁。 調理員さんが事前に計算して、若竹汁を作るのに必要な量の出汁を しっかりひいてくれたので、加水することなく 出汁だけで作り上げた、透明感のある、うつくしいすまし汁です。
うまみがいっぱいだったので、調味料も予定よりも少ない量で作ることができました! |
5月5日は子どもの日、端午の節句です。
今日は端午の節句の献立でした。
端午の節句に伝わる伝統的な風習としては…
・五月人形を飾る(力強くたくましい成長を願う)
・こいのぼりを揚げる(困難に立ち向かい、たくましく育つことを願う)
・しょうぶ湯に入る(災いを払う、しょうぶの葉を剣に見立てている)
・かしわもちを食べる(子孫繁栄を願う)
・たけのこを食べる(竹のようにまっすぐ、すくすく育つことを願う) などがあります。
みなさんのお家では、どのように端午の節句をお祝いしているでしょうか?
今日の給食では
若竹汁のたけのこと、かしわもちで端午の節句のお祝いの品を味わいました。
柏の葉で包まれたおもち、「かしわもち」は端午の節句に食べられる伝統的な日本の和菓子です。
柏の木は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちません。
代々絶えることのない木であることから、家系が長く続くよう願って食べられてきました。
子どもたちは
「おもちや~~!」とうれしそうです。
「こしあんじゃないと食べれん!」
「やった~こしあんや!」と、中のあんこも、『粒あん』か『こしあん』かは、大切な要素のようです。
日本の伝統的な行事食は、自然と人、神様と人、文化と人、地域と人、人と人、など
人とモノ・コトをつなぐ食事でもあります。
何気なく、昔からそうだから食べている…のではなく
食べられるようになった背景や、受け継がれてきた思いを知って味わうことで
私たち自身に伝承され、次の世代へと受け継ぐことができます。
子どもたちは未来への和食文化継承人です。
日本の素晴らしい食文化がこれからも守り伝えられ、発展していけるように
給食でもしっかりと伝えていこうと思います。
作成者
作成日時
-0001-11-30 09:18:59
更新者
更新日時
2023-05-01 14:22:35