学校・児童の様子

11月17日 計画訪問

 10月27日の授業参観がなくなり、お家の方々に子供たちの学習状況や成長を見て頂くことができませんでしたが、計画訪問でたくさんの先生方に授業を見て頂きました。

 みんな落ち着いて、学びに向かっているという言葉をいただきました。また、休み時間元気に遊ぶ様子や明るい挨拶がとても印象的だったということも言っていただきました。矢田野っ子の素直さや前向きな姿が見て頂いた方にも伝わったようですね。

~授業の様子から~

2限目

 2年生(2組)は、道徳「おれたものさし」というお話で、登場人物の思いやりの気持ちやよくない行動を注意する勇気ある行動を通して、「よいことと悪いことを判断し、悪いことは勇気を持って行動することの大切さ」について学びました。自分だったらという視点で考え、ペアになったりしながら、みんなたくさんの意見を出していました。

 

 2年1組は、3限目算数の勉強を見てもらいました。習った九九を活かして〇の数がいくつかを求める勉強をしました。どこで切るかを考えながら、工夫して求めていました。その前の2限目は、1年生に発表する国語「お手紙」の音読練習をしていました。よい発表になるよう、みんなで力を合わせて練習していました。

 

 4年生(1組)は、理科で「水は温まると体積はどうなるか」を予想を立て、実験していました。結果は・・、「空気と同じで、大きくなる」「空気より体積が大きくなるのがゆっくりだった。」など、前の時間の勉強と比べたり、関連付けながら、発表しているのがとても素敵でした。

 

 

  5年生(外国語)、いつものように英語でのクイズから始まりました。ALTの英語でのクイズに答える児童の様子から、普段から生の英語に親しむことで、聞く力がつき、語彙が増えていると感じられたようです。この後、お店で値段を聞いたり、答えたりのやりとりの言い方を学び、練習しました。英語で値段を言うのに少し苦労していたようです。

 

 5年生の算数は、少人数に分かれ授業をしています。この日は、記録に0がある場合の平均を求める問題でした。5で割るか、4で割るか、4+5+2+3では平均が整数になるが、0を入れて5で割ると平均が少数になるから、0は入れないという意見もあり、議論しました。最後は、平均はならすから少数でもいい、0も個数に入れて平均を出すという学びをしました。少人数で、子供たちの発表の場面も多く、子供たちで問題解決する授業となりました。

 

 6年生は、総合で「小松アピールプロジェクト!目指せ”小松市観光大使!~小松市の魅力を伝えよう~」と題して、小松市の魅力を那谷寺や自動車博物館、粟津温泉、安宅の関など知らせたい所ごとにグループに分かれ、調べたことをまとめていました。国語「鳥獣戯画」の高畑さんの書き方の工夫を参考にリーフレットにし、観光客を対象に発信します。みんな意見を出し合いながら、楽しんで書き進めていました。出来上がって、みなさんに見て頂くのが楽しみですね。

 

3限目 

 3年生は、学活で「命のはじまり」について学びました。命の誕生の話を聞いた後、それを動画で見て、みんな驚きの声を上げていました。その後、お家の方からの心のこもったお手紙を読み、涙する子もいました。自分の達の命の尊さやお家の方の深い愛情も伝わったようでした。ご協力ありがとうございました。お家へ帰ってからも、お家の方から改めて読んでもらった子もいたのではないでしょうか。

 

 4年生(1組)は、液体粘土を使って、様々な身近なものを使って形どったものを生き物などに見立て、色や飾りをつけて仕上げ、それを鑑賞し合いました。創作過程をタブレットで写真撮影し、それをスライドショーにしペアで説明し合いました。創る過程やできてくる様子が見えることで、友だちの思いが伝わり、互いのよさをより認め合える作品鑑賞になったようです。

 

 4年生(2組)は、社会で枝権兵衛が人々のために何年も苦労してつくり上げた七ヶ用水についての教科書などの資料などを基に、多くのことを知りました。この矢田野地区も、その昔、周囲に水がない中、多くの人の力で矢田野用水ができたとお聞きしました。ぜひ、そんなお話もお聞きしたいですね。

 

 5年生(1組)は、道徳「くずれおちただんボール」の勉強を通して、「思いやり・親切」について考えました。見知らぬ人でも、その人のことを思って、行動することの素晴らしさや温かさに触れ、学びを深めたようです。5年生が大切にしている考動や交動、幸動など「6つのこうどう」にもつながって、次への行動の道しるべとなったのではないでしょうか。

 

 5年生(2組)は、理科の実験の授業も見てもらいました。既習を活かして、自分達で実験結果を予想し、実験を行い、結果を整理し表にまとめていました。

  5年生は、どちらも2時間続きで授業公開でしたが、集中力を切らさず、頑張っていました。

 

 6年生(2組)は体育のバスケットボールの授業を見てもらいました。3対2で攻撃側が数的優位をつくることで、味方がボールを持った時にボールをっ持たない子がどの空間に動いてボールをもらうかをめあてに、個々が位置取りを工夫していました。見学児童が試合の様子をタブレットで撮影し、それをもとに振り返って話し合いをし、次の動きにつなげていました。毎時間ごとの授業後の振り返りをグループごとに共同編集でタブレットに残し、足跡を共有していました。金沢武士団の選手の来校でスタートしたバスケットボールの授業は、力をつけて、12月9日の符津小学校とのバスケット交流会に向け、さらに攻撃力を上げるため、授業で力をつけていきます。

 

 5限目は、1年2組が、たくさんの先生方を前に、国語「じどう車くらべ」でクレーン車の「しごと」とそのための「つくり」を勉強しました。緊張する中、自分の考えを持って、「しごと」と「つくり」を見つけ、つり上げるや、しゃたい、じょうぶなうでなど、実際にクレーン車のことを動作化したり、読み取ったことを映像を見ながら確認しました。感想を伝えていました。今度、自分がすごいと思った自動車の「しごと」とそのための「つくり」を調べて文にし、「じどう車ずかん」を作ります。

 それに先立ち、1年1組でも、クレーン車の授業を見せてもらいました。みんなで考え、クレーン車の「しごと」とそれに役立つ「つくり」でないとだめだということを見つけていて、感心しました。